「アメリ」映画のあらすじとサントラを口コミ!パリを感じたい人におすすめ!

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「アメリ」映画のあらすじとサントラを口コミ!パリを感じたい人におすすめ!についてお話しします。

「フランスに引っ越すことになった」と言うと、いろんな人からおすすめされたのが、映画「アメリ」でした。
最初に見たのは渡仏前でピンと来なかったのですが、フランスで暮らして、同じ大学に通うクラスメイトに家に行くと、めちゃめちゃ急ならせん階段があったり、ミシミシ言う床だったり、そこはもう、アメリの世界でした。
今日はそんな「アメリ」の映画のあらすじと感想、大好きなサントラと、なぜ、フランスで暮らす人におすすめの映画なのかをお話しします。

それでは早速、「『アメリ」映画のあらすじとサントラを口コミ!フランスで暮らす人におすすめ!』お話しさせてくださいね~!

もくじ

「アメリ」の主なあらすじ

舞台はパリ、モンマルトル。
23歳のアメリ・プーランは、幼い頃に母を亡くし、父に育てられました。

いつも緊張していたアメリは心臓が悪いと医者である父親に思われていたため、友達とほとんど遊ぶことはなく…。
その影響からか、人と接することが少し苦手で、いつもひとりで空想して過ごすのが大好きな子どもだったのでした。

大人になったある日、自宅の壁に空いた穴から、40年前に少年が置いていった「宝箱」を見つけ出したのです!
そして、アメリはその「宝箱」を本人に返すことで、自分の周りの人に積極的に関わることができるようになったのでした。

そう、彼女に接する人々は、ほんの少し「幸せになる」・・・。
そんなアメリがある日、初めて恋に落ちる。ただ、いざというときに勇気が出ないアメリ…。
その恋の行方は…?
少女のような表情やしぐさのアメリがとっても魅力的で、世界中で大ヒットした作品です。

このあとネタバレに入りますが、「アメリ」の恋の結末を自分で知りたいと言われる方は…。
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「アメリ」映画の原題・サントラ・キャストなど

続いて、映画「アメリ」のフランスでの原題、サントラ、キャストについてお話ししたいと思います。

  • 原題: Le Fabuleux Destin d’Amélie Poulain「アメリ・プーランの素晴らしい運命」
  • 製作:2001年
  • 上映時間:122分
  • 監督:ジャン=ピエール・ジュネ( Jean-Pierre Jeunet)
  • 脚本:ジャン=ピエール・ジュネ、ギヨーム・ローラン(Guillaume Laurant・フランス語版)
  • サウンドトラック(iTunesで視聴可能です)

「アメリ」のキャスト(役名・俳優名の順)

  • アメリ・プーラン:オードレイ・トトゥ (Audrey Tautou)
  • 少女時代のアメリ:フローラ・グイエ(Flora Guiet )
  • ニノ・カンカンポワ:マチュー・カソヴィッツ(Mathieu Kassovitz)
  • レイモン・デュファイエル:セルジュ・メルラン(Serge Merlin)
  • リュシアン:ジャメル・ドゥブーズ(Jamel Debbouze)

「アメリ」はこれからフランスに住む人にもおすすめ!

「アメリ」の舞台はパリのモンマルトルという街の中心部です。
フランスでは街の中心部で暮らそうとすると、築100年以上の建物が多いため、エレベーターがなく、長いらせん階段を昇り降りしなければいけなかったり、家のあちこちが故障します。

私自身は駐在員の妻でフランスにいたため、会社が借りている比較的新しい、日本人が入れ替わりで入る部屋を引き継いでいました。
でも、大学で出会った友達はひとり暮らしのため、どこからかアメリが出てきそうな長いらせん階段のアパートで暮らしていました。
アパートのご近所さんたちも個性的で、日曜日の夕方になるとどこからともなくいろんな人が集まってきて、一緒に食べて飲んでバラバラと帰って行く…。
私自身、実はそんな暮らしに憧れていたひとりです。「日本人に伝えたい、これぞフランス!」という世界が映画「アメリ」には凝縮されているのです!

単身で渡仏される方にはぜひ!アメリが暮らしているような古いアパートをおすすめしたいのです!ただ、言葉が確実に話せるようになるまでは、特にいろんなトラブルが待っています。
まず初めは学生寮やセキュリティのしっかりした場所を選んで、慣れてきてから引っ越すのがおすすめですよ~。

「アメリ」映画の感想(ネタバレあり!)

私自身、渡仏直前に「『アメリ』は見といた方が良いよ~!」と言われて、DVDを借りて見たんです。
当時の私、まだ20代だったのですが、「めちゃめちゃ暗いなぁ」と一度だけ見ただけで思って、ストーリーすらはっきり覚えていないまま、返却した気がします(笑)
そんな映画「アメリ」を40歳過ぎてから見た感想をネタバレありで紹介します。

フランス映画の独特な描写

今回、このレビューを書くために改めて見たのですが、やっぱり暗い…(笑)
お母さんが亡くなるシーンがまず衝撃的で、見るのをやめようかと迷うほどに、胸が苦しくなります。
そこをグッと耐えると、アメリが大人になったあたりからは少し楽に見ることができるようになります。

会話が早い

正直に言います。字幕がないと、追いつけません(笑)
見終わったあとに、疲れてグッタリする原因のひとつはそこにあると思うほどに、会話もナレーションも早いです。
でも、「これぞフランス映画」なのだと思います。好きになる人はこのタッチが大好きになるはず!

ネガティブなことばかり書いていますが、でもなぜか「もう一度、見たいなぁ」と思っている私はきっと、アメリの世界のとりこになっているのです(笑)

ちょっと変わった初恋が甘酸っぱい

上手に初恋と向き合えないアメリにもどかしさを感じつつ、好きになった男性ニノに「早くつかまえてよ!」とヤキモキしつつ、オバチャンはアメリの恋をせいいっぱい応援していました。
もう一度、恋をするなら、アメリのように本当の自分とめいっぱい向き合いながら、ゆっくり恋をしてみたいと思うのは、当たり前だと思うのです(笑)

それなのに、突然、一気に急展開するスピードの速さに、さすがフランス映画!と驚くのですが、とにかくアメリが可愛い!
アメリの表情の豊かさや自然にこみあげるしぐさに惹きつけられて、何度も見たくなるのです。

アメリの魅力は絶大です!

「人に接するのが苦手」「空想しているのが好き」と、いつまでも少女のようなアメリの表情やしぐさにどんどん引き込まれていくのです。
私自身がそうなのですが、人は大人になるごとに丸くなって、傷つけないように傷つかないように人に接していくようになり、日常の忙しさに追われて、空想することを忘れていくような気がします。

おそらく私にもあったであろう、少女の頃の気持ちを、アメリはそっと思い出させてくれました。

映画「アメリ」、知らない間に大人になった皆さん(笑)にぜひおすすめしたいです!

キラキラした瞳で周囲の人を幸せにするイタズラを仕掛けるアメリは、きっと皆さんがどこかに大事に置いてきた、子どもの頃の「宝箱」をそっと渡してくれると思いますよ~。

出演:オドレイ・トトゥ, 出演:マチュー・カソヴィッツ, 出演:ドミニク・ピノン, 出演:イザベル・ナンティ, 出演:ジャメル・ドゥブーズ, Writer:ギョーム・ローラン, 監督:ジャン=ピエール・ジュネ
出演:オドレイ・トトゥ, 出演:マチュー・カソヴィッツ, 出演:ドミニク・ピノン, 出演:イザベル・ナンティ, 出演:ジャメル・ドゥブーズ, Writer:ギョーム・ローラン, 監督:ジャン=ピエール・ジュネ
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